総面積14ha強の内、半分以上の8ha強がグラン・クリュ!さらにプルミエ・クリュを3ha所有しており、区画のクオリティの高さはブルゴーニュでも指折りの名門ドメーヌです。
加えて第二次大戦前に植え付けられた区画が多く、プルミエ・クリュのクロ・サン・ジャック畑に至っては1924年に植えつけられた樹も植わっています。
「ワインの8割はぶどうで決まってしまう。
」という信念の元、毎年安定して高品質なワインが造られています。
このドメーヌを代表する畑がこのワインです。
また、かのナポレオンがこよなく愛したワインとしてとっても有名なワイン。
コート・ド・ニュイの中で最も力強くエレガント!熟成により一層魅惑的な味わいに変化し完成します。
是非ご自宅のセラーで寝かせてお楽しみください。
■Information ●生産国 フランス ●地域 ブルゴーニュ地方 / コート・ド・ニュイ地区 / ジュヴレ・シャンベルタン村 / ●ブドウ品種 ピノ・ノアール 100% ●タイプ 赤・フルボディ・辛口 ●醸造・熟成 ●内容量 750ml ●オーガニック等の情報 リュット・レゾネ lutte raisonnee ビオロジック ●コンクール入賞歴 ●ワイン専門誌評価 ワイン・スペクテーター得点: ワイン・アドヴォケイト得点: ●保存方法 直射日光、振動を避けて、18℃以下の場所で保管してください。
●備考 【*ご注文の前にご確認ください*】 ●商品画像のラベルに表示されたヴィンテージと商品名が異なる場合は商品名のヴィンテージとなります。
また、ラベルデザインは予告なく変更になる場合がございます。
●ヴィンテージは、輸入元の諸事情によりヴィンテージが切り替わることがございます。
商品名とは異なるヴィンテージになった場合、2,000円未満のワインにつきましては変更後のヴィンテージを発送致しますので予めご了承ください。
2,000円以上のワインはヴィンテージ変更の連絡をいたします。
商品画像のボトルに記載されたヴィンテージとは異なる場合がございます。
●注文個数によりお届け日が変わることがあります。
●通常2〜3営業日で出荷致します。
土日祝祭日、臨時休業を除きます。
●輸入元Domaine Armand ROUSSEAUドメーヌ・アルマン・ルソー 超入手困難なジュヴレ=シャンベルタン村の顔ともいうべき偉大なドメーヌ! 言わずと知れた、ジュブレ・シャンベルタン村だけでなくブルゴーニュを代表するドメーヌ。
2代目にシャルル氏が、1959年当時に6haだった所有畑を買収によって14haまで拡大しジュブレ・シャンベルタン村と南隣のモレ・サンドニ村で赤ワインのみを生産している。
所有面積の半分以上(8ha)をグラン・クリュが占める。
モノポール【クロ・デ・リュショット】の1977年の買収で、現在の姿になりました。
創始者であるアルマン・ルソー氏はペンキ塗りと食品店を営む家庭に生まれ、20世紀初頭にドメーヌを興しました。
1909年の婚姻で所有面積を広げ、同時にワイナリーを建設し、以来ドメーヌはジュブレ・シャンベルタン村の奥、13世紀の教会の向かいに構えることになります。
18世紀初頭、心無いネゴシアンによって不正なブレンドが横行しており、商慣習上タブー視されていた元詰をダンジェルヴィル、グージュらと組織を結成して1915年頃に実現、ネゴシアンに樽で売るのをいち早く止めてブルゴーニュの品質向上に大きな貢献をしました。
これは、AOC法が制定される以前の話である。
当然ネゴシアンは彼らの組織を締め上げたが、ワインはフランスの著名なワイン誌『レヴュー・デュ・ヴァン・ド・フランス』の創設者レイモン・ボードゥアン氏の助けを得てレストラン・個人客に販売され、経営は軌道に乗ってゆきました。
ドメーヌ・アルマン・ルソーにとってワイン造りとは 「こちらがアペラシオンの特徴を表現するものではなく、土壌の方から語りかけてくるものである」という。
その言葉を体現するかのように、土壌本来の力に任せるため20年前から肥料を使用をやめました。
農薬もボルドー液や硫黄など昔から伝わるものを選び化学薬品を使用しません。
害虫対策に近年ジュヴレ・シャンベルタン村では性撹乱ホルモンカプセルを導入し、ドメーヌでも数年前より『ラ・リュット・レゾネ』(対処農薬栽培)に切り替えた。
剪定はギュイヨ・サンプル。
ブドウの木は低収量のクローンによるもので平均樹齢40〜45年。
ドメーヌでグランクリュと同等の扱いをしているクロ・サン・ジャックに至っては、戦前の1924年及び1954年の植付という古樹を誇ります。
毎年行なう摘芽と摘房で収穫量を25〜35hl/kaに抑えています。
収穫は毎年ほぼ同じメンバー40人という絶好の環境で手摘みで行ない、その場で収穫果の選別を行なっています。
収穫果は90%除梗後、開放型ステンレスタンクで14〜15日かけて発酵。
最高温度は30〜31℃で工業培養酵母は使用せず全て【天然酵母】を使用します。
その間最初の1週間は液循環、2週目はピジャージュをそれぞれ1日1〜2回実施。
アルコール発酵終了後空圧式プレス機で圧搾し、24時間静置して大きな沈殿物を取り除きます。
マロラクティック発酵と熟成はオーク樽で行ない、樽材はアリエ産を中心にトロンセ産、ニヴェルネ産を使用、焼きはミディアムにしています。
新樽率は35%から、100%新樽のグラン・クリュ:【シャンベルタン】、【クロ・ド・ベーズ】、1級:【クロ・サン・ジャック】まで、格付にとらわれずワインの特徴によって使い分けています。
20〜22ヶ月の熟成中2〜3回の澱引きをする。
卵白による清澄は年々しなくなる傾向にあり、続くフィルターも大きな浮遊物だけを取り除くのみです。
発酵後、樽に移すときから瓶詰までポンプを使用しないようデリケートにワインを扱い、樽からアッサンブラージュしつつダイレクトに瓶詰ます。
結果、ジュヴレイの各テロワールの特徴を表し、力強さを持つ反面、えもいわれぬ滑らかでシルキーなタッチで、エレガンスを極めるジュヴレイのお手本となるワインを毎年産み出しています。
無論このドメーヌの圧巻は、比類なきシャンベルタン及び【クロ・ド・ベース】ですが、このドメーヌの名を世に知らしめた1級畑【クロ・サン・ジャック】を同家はグランクリュと全く同じ扱いをしている。
ちょうどヴォーヌのグロ家における一級畑『クロ・デ・レア』のような扱いです。
クロ・サン・ジャックが他の1級畑と違うのは、斜面の上部から下部まで広がる大きな区画であり、ルソー家では斜面上部から下部まで1列に畑を所有(他の所有者も同様)している。
それが故に各種のキャラクターを持つ葡萄がブレンドされて様々な要素をもつ複雑深遠なワインになっています。
また、ルソー家の畑の樹齢は実に高く、収穫量が自然のままに任せて少ないことも高品質の一因となっています。